塗料の1つであるラジカル制御型塗料
外壁塗装、屋根塗装に近年人気の塗料として扱われています。
高耐久でコストパフォーマンスにも優れています。
見積書で必ず塗料グレードの記載があると思いますが、「なんのことかわからない」と言う方が
ほとんどだと思います。
今回はお客様からのリクエスト、塗装業者からの
おすすめも多いラジカル制御型塗料について解説します。
目次
♦︎ラジカルとは?
外壁塗装、屋根塗装において必ずと言っても良いほど出てくるのが塗料グレード選び。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機
と言うのがザックリとした塗料グレードです。
塗料に主に使われている合成樹脂の種類によって
それぞれ耐用年数が違います。
ではタイトルのラジカルと言うのは塗料のグレードの一種なのかと聞かれると実はそうではありません。
ラジカルと言うのは塗装の劣化を促進させる
原因物質であり、
ラジカルは塗装にとって悪いものであると言うことです。
そのラジカルを発生させにくく制御する機能を
搭載した塗料が【ラジカル制御型塗料】
と言います。
ラジカル制御型塗料に使用されているベースとなる合成樹脂は各メーカー様々ですが、
ラジカル制御と言う機能を搭載した塗料は
従来のシリコングレードより上に位置付けされています。
♦︎ラジカル制御とは?
主に紫外線によって発生するラジカル反応ですが塗装の劣化を促進させます。チョーキング現象等
どのように制御しているのかと言うと、
発生したラジカルを閉じ込める高耐候酸化チタンとラジカルを捕まえる機能を持つ光安定剤の2つの物質により制御しています。
酸化チタンで閉じ込めたラジカルが何らかの原因で漏れ出しても再度光安定剤の機能で閉じ込める二段構えで高耐候を実現しています。
※日本ペイント社【パーフェクトトップ】参考
♦︎ラジカル制御型塗料を採用するメリット
ラジカル制御により高耐候性を実現した
【ラジカル制御型塗料】
外壁塗装、屋根塗装に採用するメリットは
・コストパフォーマンス
・長い耐用年数
です。
10年から12年前後の耐用年数であるシリコン塗料から価格が少し高い程度で
12年から15年の耐用年数を持つラジカル制御型塗料を施行でき非常にコストパフォーマンスに優れた材料であると言えます。
サイディング、モルタル外壁どちらにも施工可能で親水性も高いので汚れも付着しにくいのです。
外壁塗装、屋根塗装を検討しているお客様には
・ご予算重視の方
・品質重視の方
と様々な考えのお客様がいると思いますが、
お客様のご予算、ご要望を取り入れながら無理のない塗り替え工事を提案してもらえる塗装業者に依頼しましょう。
塗装屋 吉では現場調査、見積もり無料です。
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